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10月の蒸機列車運行は無事終了しました [活動報告]

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10月25日・26日に実施された蒸機列車運行は、おかげさまで無事に終了しました。
天候にも恵まれて、たくさんの皆さんにご乗車いただいたほか、機関庫にもたくさんのお客さんが遊びに来ていただきました。
おいでいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
また、次回の運行は次のとおりです。
・11/23(祝)、24(振休)
時間は10時~16時、使用機関車は6号機・ポッターを予定しています。
皆さんのおいでをお待ちしています!

ポッターに屋根がっ! [活動報告]

“ポッター”こと11号機マフ・ポッター号は、今を去ること31年前の1983年、羅須地人鉄道協会で製造された、日本では唯一稼働状況のバーチカル(竪型)ボイラーの蒸気機関車で、3号機・6号機とともにまきば線の“顔”ともいえる機関車です。
古くからのファンの方ならご存知だと思いますが、実はこの機関車にはかつて“屋根”が付いていました。
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かつての“屋根ありポッター”(小田急 花鳥山脈時代)

しかしまきば線に入線して5年後の1998年、木製だった屋根が腐食して取り外されて以来、そのままずっと“オープンカー”状態で運行されています。
それから16年、気がつけば“屋根無し”状態での運行期間のほうが長くなってしまい、屋根が無い姿がオリジナルと思われている方もおおいのではないでしょうか。

しかし、“ポッター生みの親”T田氏はじめ“屋根ありポッター”を知るメンバーからは、「いつか屋根の復活を」という思いがありました。
そして今春、T田氏が中心となってポッター屋根プロジェクトが始動、屋根の製造が始まりました。様々な試行錯誤がありましたが、9月14日の蒸機運行を前に、とうとうポッターの上に再び屋根が載せられたのでした。
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再び屋根が載ったポッター

この屋根、当初の屋根からいろいろと改良されています。
外観上の大きな変化としては、サイドのロゴ表示が目立つところですが、実はその内側には“ぶにゃん式集塵機”が隠れるように取り付けられており、そのため煙突位置も前方になっています。
この“集塵機”で排煙に含まれる煤や石炭灰などを取り除き、よりクリーン(当会比)な排煙を実現しています。
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屋根の下に隠された“ぶにゃん式集塵機”

ちなみにその効果はこんな感じ。
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排煙から取り除かれた煤など

また、まきば線の機関士は排煙の色で罐の石炭の燃焼状況を把握しています。かつての屋根では運転中に排煙の色を確認する事が困難でしたが、今回製造された屋根はなんと“サンルーフ”が付いており、そこから排煙が確認できます。これなら機関士は運転中でも煙の状況を見放題です!
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新登場の“サンルーフ”!

ということで、屋根が載って印象が大きく変わったポッター号、今後はこの姿で活躍する予定です。
次回の運行は10月25日・26日を予定しています。ぜひ“屋根つきポッター”に会いにいらっしゃいませんか?
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屋根付きポッターの横を通過する6号機

9月の蒸機運行は無事終了しました [活動報告]

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9月14日・15日に実施された蒸機列車運行は、おかげさまで無事に終了しました。
天候にも恵まれて、たくさんの皆さんに蒸気機関車の小さな旅を楽しんでいただきました。
おこしいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
また、次回の運行は次のとおりです。
・10/25(土)、26日(日)
・11/23(祝)、24(振休)

時間はいずれも10時~16時、使用機関車は6号機・ポッターを予定しています。
皆さんのおいでをお待ちしています!

5月の蒸機列車運行は無事終了しました [活動報告]

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5月17日・18日に行われた蒸機列車運行は、無事に終了いたしました。
両日ともお天気にも恵まれて多くの皆さんにおいでいただき、たくさんの笑顔にお会いする事ができました。
バックヤードではいろいろあったようですが、おかげさまで大きな事故や怪我も無く、楽しい蒸機列車の運行日をすごす事ができました。
まきば線に遊びにおいでいただいた皆さん、そして運行を支えていただいた皆さんに改めて感謝申し上げます。

なお、次回の蒸機列車運行は9月を予定しています。詳細が決まりましたらまたお知らせいたします。

ゴールデンウイークの蒸機列車運行は無事終了しました [活動報告]

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わたしたち羅須地人鉄道協会にとって、糸魚川時代から続く毎年の恒例行事“5月運転会”ことゴールデンウイークの蒸機列車運行が、今年も5月3日~5日に行われました。
今年もたくさんのお客さんにご乗車いただいたほか、機関庫にも遊びに来ていただくなど、蒸気軽便鉄道を楽しんでいただくことができました。
また、おかげさまで大きな事故も無く、無事終了することができました。ご支援ご協力いただきました皆様には改めて感謝申し上げます。

なお、次回の蒸機列車運行は再来週の5月17日(土)・18日(日)を予定しています。
みなさんのお越しをお待ちしております。

冬の間の活動から その9 [活動報告]

前回比に引き続き、“雪中走行”をお伝えします。

明けた9日、羅須地人たちの願いをよそに、雪をもたらした低気圧も北東方面に移動してしまい、まきば線の雪はすっかり止んでしまっていました。
“雪遊び”を期待していた羅須地人たちは、それでも雪景色の中の情景を見ようと準備作業に取りかかります。この日は参加メンバーが増えたこともあり6号機に加え、3号機にも久しぶりに火が入ります。
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この日は3号機からもけむりが…!

そして、その3号機・6号機の前には、なんと「ラキ」を引っぱり出します。
実はラッセルをするまでも無い積雪でしたが、線路上にわずかに積もっていた雪を排除するべく、8年ぶりの“排雪列車”の登場と相成りました。
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そして久々に登場の“ラキ”

残念ながら、ラッセルのブレードにかかるほどの雪はありませんでしたが、それでもラキには雪原が良く似合います。
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重連の蒸機に推されて雪原を往くラキ

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やはりラキには雪が似合います

こうして線路上に残ったわずかな雪も除雪されましたが、せっかく3号機6号機にも火が入っているので蒸機2輌での雪中走行が始まります。昨日のナベトロ編成だけでは荷が軽すぎるということで、立山トロッコ3両も引っぱり出されて、フォトラン用の編成が仕立て上げられました。
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3号機が先頭に立つ雪中フォトラン編成。6号機は後補機に

3号機を先頭に、立山トロ3両+なべとろ4両、そして6号機が後補機という編成が完成、雪景色のまきば線に出発です。
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羅須地人たちがひとしきり“雪遊び”を楽しんだころにはもう徐々に雪も溶け始め、まきば線の雪景色も終わりに近づいてきました。最後に久しぶりに本線走行したラキとともに記念撮影をして、羅須地人たちは後片付けを始めたのでした。
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久しぶりに“主役”となったラキとそれを囲む2輌の蒸機

なお、この次の週にも関東地方に記録的な大雪が降り、山梨県や埼玉県を中心に甚大な被害を及ぼす積雪がありました。しかしまきば線のある千葉県北東部では気温が高かったらしく、雨が中心でそれほどの積雪とはなりませんでした。羅須地人たちも前の週にさんざん“雪遊び”を楽しんだこともあって、このときはラキが動くことも蒸機に火が入ることもありませんでした。
そして、ラキは再び長い眠りに付いたのでした。

ということで、事務局長が更新をさぼっていた間の活動について9回+1に分けてお送りいたしました。
まきば線ではそれぞれのメンバーがそれぞれのできることを同時並行的に進めていますので、常にどこかが変化しています。ここでは取り上げなかったところでも、いろいろなところで、試行錯誤をしながら、時には失敗しながら、それでも仲間に支えられながら、小さな成功を積み重ねつつ、少しづつ前に進んでいます。
もうまきば線にも春が来ています。
ぜひ春のまきば線に遊びにいらっしゃいませんか?!

冬の間の活動から その8 [活動報告]

この冬、関東地方では二週間に2回もまれに見る大雪が襲いました。
甚大な被害を及ぼした地域もあったようで、被害にあわれた方の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

・まきば線の雪あそび
さて、今回はその大雪の中、まきば線ではどうなっていたかをお伝えしたいと思います。
時は2月7日(金)に戻ります。天気予報では盛んに関東地方に大雪が降ると伝えていました。羅須地人たちもなんだか気がそぞろになってきます。

そして明けた8日、一部のメンバーはすでに前夜からまきば線入りしていました。外気温は0度。小雪が舞う中、朝も早くから6号機の火入れ作業が始まります。
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早朝から石炭の煙がたなびいた機関庫

まきば線のある千葉県北東部は関東地方の北部や西部に比べると積雪の量は少ないようですが、それでも朝9時過ぎには地面にうっすらと積もるくらいの積雪となっていました。
めったに雪の積もらないまきば線での貴重な機会でもあるこの積雪、“雪景色の蒸機”を見るために着々と準備が進みます。
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雪中運行を前に準備も万全

そして午前9時半には6号機の圧力も上がり準備は万端です。まだたいして積もっていませんが、まるで小学生男子と同じ心境の羅須地人たち、降り積もる雪を前にじっとしてなんかいられません。
とりあえずナベトロ4両を牽いての雪中走行が始まります。
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雪の積もったレールの上を本線へ

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ティンバー上、真っ白な蒸気を纏う6号機

このまま降り続けば、千葉県で唯一稼働状況にあるラッセル車の登場も間近か?と羅須地人たちの期待も盛り上がってまいります…。

ところがその期待をよそに、少しづつ気温も上がり始め、雪はだんだんと雨混じりになってきてしまいました…。北東部とはいえやはり千葉県、北からの寒気も下がりきってはいなかったようです。菜の花畑の雪も心なしか溶けはじめてきたようです。
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皆の期待とうらはらに雪は雨へと…

いくら羅須地人たちでも、雨ではどうしようもありません。肩を落としつつ6号機とともに機関庫に引き上げて、空を見上げるばかりです。

ところが、お昼も食べ終わった午後2時過ぎくらいでしょうか、再び気温は下がり始め、雨は俄かに大粒の雪へと変わってきたではありませんか! そして30分もたつと、あたりは再び銀世界になっていました。
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午後2時過ぎから雨は再び雪に…

元気を取り戻した羅須地人たちはある者は6号機とともに、ある者はカメラを片手に、まきば線へと飛び出していったのでした。
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そこにはいつものまきば線とはまた違った、“白銀の野を往く軽便蒸機”の姿があったのでした。

しかしこの日、雪はそれなりに降ったのですが、線路を覆い隠すほどの積雪は無く、残念ながらラッセル車の出動もありませんでした。それでも羅須地人たちは夜間の積雪に期待しつつ就寝したのでした。

続きます。

冬の間の活動から その7 [活動報告]

今回も、この冬の間の活動をご報告します。

・立山人車、車輪交換&再塗装
まきば線の立山人車といえば、営業編成で唯一の屋根ありということで、雨の日などには人気の車両です。
元をたどれば、富山県の立山砂防工事軌道からやってきた由緒ある車両です。あまりに由緒ありすぎて、未だに「立山人車」と呼ばれ、まきば線での車両番号すらついていないくらいです(笑)
※ちなみに同じ立山から来たトロッコたちも「立山トロ」と呼ばれており、こちらも未だに番号がありません。

その立山人車ですが、検査の結果、車輪が偏磨耗していることがわかったため、9月中旬よりしばらく営業列車から離脱していました。台湾の某炭鉱で行われていた如く“溶接肉盛り”などの補修案もありましたが、お客さんが乗る車両だけに、きちんと新品車輪を用意することとなり、10月初旬、その注文していた車輪がまきば線に届きました。
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黒光りする“新品”車輪

しかし、ほぼ1年中営業列車に組み入れられているこの立山人車、一度復帰してしまうとなかなかじっくりメンテナンスする機会がありません。せっかくですので、ただ車輪を組み付けるだけではなく、いろいろくたびれたところも修復しようと、“平日会員”さんことU山さんが立ち上がりました。

時は折りしもこれから閑散期、次の繁忙期の来春まで時間はたっぷりあります。U山さん曰く「どうせやるなら」と全塗装に取り組むことになりました。
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完全防備で古い塗装をバリバリ剥離

U山さんはこれまでにも立山DLの全塗装等を行ってきており、その丁寧な作業振りと美しい仕上がりにはメンバー内からも高い定評があります。お仕事の関係でまきば線に来られるのが平日が中心のため“平日会員”と称しているU山さんですが、誰も参加していない平日の機関庫でこつこつと地道な作業をを続けていました。

U山さんは活動日・非活動日の区別無く、時間が取れると作業にあたります。年も明け1月になると全塗装も完了し、U山さんの手で塗装だけでなくその他の各部の補修やメンテも進められていきます。
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すみずみまで気配りが…

2月にはいると、床板や座席が取り付けられ、着々と仕上がってきます。
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床板や座席も付いて最終段階

そして2月25日、この日の運行から“相棒”とも言えるフラットカー1502に連結され、まきば線の“トロッコ列車”に立山人車が帰ってきたのでした。
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久々に営業列車へ復帰

ということで、新品車輪に履き替えて、塗装も新たになった“全検出場”状態の立山人車、ゆめ牧場の営業日には毎日運行されています。春らしい日も多くなってきたまきば線に、ぜひ乗り心地を確かめにいらっしゃいませんか?

…“春らしい日が多くなって”きてしまいましたが、まだまだ冬の活動報告はまだ終わりません。
次回に続きます。

冬の間の活動から その6 [活動報告]

冬の間の活動をお知らせするこのシリーズももう6回。
今回も前回から続いての副本線改良の話題です。

豊N親方が次に“猛威を振るった”のは2月2日の午後のことでした。
まずは前回から残されていた10メートル分の犬釘を打ち終えます。
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まずは10メートル分の犬釘を打ち終える

そしてバラスト(砕石)の投入です。もうすっかり日は落ちていますが、そんなことにお構いなく、豊N親方の指示の元、8輪ダンプはバラストを運んではどんどん道床に投入していきます。
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あたりはもうすっかい薄暗いが作業は終わらない

そしてすべての砕石が投入されたところでこの日の作業は終了、心地よい疲労の親方と、疲労困憊のその他の羅須地人たちは罐猫軒での宴会に突入していったのでした。

明けた2月3日は“タイタンパ大会”です。前日投入したバラストを搗き固めて道床を固めていきます。
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親方自らタイタンパを操る

じっくり搗き固め、線路の通り・高低を直した後、はみ出たバラストなどを整理していよいよ完成です。
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熊手でバラストを整えて“線路”が出来上がる

このようにしていよいよ出来上がった線路に、早速102号機を入れて試運転を行います。試運転列車の横にはもちろん豊N親方。厳しい目でチェックしていきます。
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親方が厳しい目でチェックする横を試運転列車が通過

ちなみにチェックの結果は下の画像の親方の表情でご推察ください。
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延べ4日の工事結果に親方のこの表情!

ということで、4日間の作業で、土と草に埋もれて廃線同様だったへろへろ副本線が、バラストもばっちりの高規格線路に生まれ変わったのでした。
羅須地人鉄道協会内の一部の“へろへろ原理主義者”からは「侘び寂びを解さない無粋な高規格主義者の横暴に断固抗議すべき」などの声も上がったそうですが、あっさり無視されたとか。

なお、この副本線の反対側についても元デルタ線に向かう線路を剥がして乗り場方向へのルート確認作業が始まっています。
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デルタ線を形成していた部分のレールを剥がしてルート検討

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「こんな感じでつなげましょうか」

親方によると、「5月のゴールデンウイークまでには間に合わせたい」とのことで、豊N親方の“猛威”はまだまだ収まりそうにありません。

活動報告はまだまだ続きます。

冬の間の活動から その5 [活動報告]

前回に引き続き、冬の間の活動の様子についてお知らせしております。

・保線大臣“怒涛”の線路改良工事中!
話の発端は昨年12月に都内某所で行われた羅須地人鉄道協会忘年会まで遡ります。その席上、お手製の図面を手に代表幹事T氏が“新まきば線ヤード構想”をぶち上げたところから始まります。
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蕎麦屋店内にて、箸を片手に“新構想”を熱く語るT氏

その“新構想”とは、今はほぼ廃線状態となっている副本線を営業線に格上げし、現在は直通できない乗り場方向へ繋ぎ、本線として使用しようというものでした。

そして年が明けた1月11日の夕方、突如“保線大臣”こと豊N親方が操るミニユンボがうなりを上げ、副本線部分の路盤を削り始めます。
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夕暮れ時にうなりを上げる豊N親方操るミニユンボ

そして、もう日も暮れたというのに軌道改良工事が始まります。
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親方にとっては日が落ちてからこそが“本番”

豊N親方曰く「営業列車が走る“本線”はへろへろなんて許されないっ!」
そう、今までは“副本線”とは言え、ほぼ留置線程度にしか使われていなかったこともあり、多少の“へろへろ”は見逃してきた親方でした。しかし、営業列車が走るとなれば“保線マン”として黙ってはいられません。
「道床交換と枕木交換すっから!」

もちろん、翌日も朝から作業は続きます。
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枕木を入れ替えて軌道改良

しかし、この日は参加人数の関係もあり、改良できたのはシーサスクロッシング(両渡り線)から約5メートルほどの部分だけです。親方にしてみたら、まだまだ始まったばかりです。

そして2週間後の1月25日。豊N親方が、前回の改良部分付近からミニユンボを操り道床掘削をしているではありませんか! その距離なんと25メートル、前回の5倍です。
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豊N親方によって古い道床がどんどん剥がされていく

この25日・26日の2日間で取り除かれた残土は、ナベトロ12杯分+8輪ダンプ6台分。ユンボを操るその姿を見たある羅須地人のひとりは、「親方はまるでなにかに取り憑かれたかようにユンボを操作していた」と、後に語っていたとかいないとか…。
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取り憑かれたかのようにユンボを操る豊N親方

そしてきれいに道床が取り除かれた後に、新品枕木が次々と挿入されていきます。もはや“大スパイキ大会”の開催は避けられない状況です。
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気の遠くなる数の枕木を背後に“大スパイキ大会”が開始

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もちろん親方も参戦!

しかし、時間と羅須地人たちの体力には限りがあり、残念ながらこの日にこの区間の工事を完了させることは豊N親分の気迫を持ってしても難しかったようで、完成は次回に持ち越されたのでした。
また、この日“大スパイキ大会”に参戦を余儀なくされた羅須地人たち(除く親方)は、皆翌日以降酷い筋肉痛に悩まされたと伝えられています。
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残された作業は犬釘打ち10メートル分+バラスト撒布

なお、この26日、たまたま取材に来ていた東京新聞さんもこの“大スパイキ大会”に巻き込まれ、女性記者が無理やりスパイキハンマーを握らされ、親方の指導の下、犬釘を打たされるという被害が発生しています。
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“たまたま”取材に来ていた東京新聞の記者さんとカメラマン(右からおふたり)
このときはまだあの“惨劇”に巻き込まれるとは想像だにしていなかった

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女性記者の手にはいつのまにかスパイキハンマー
そしてむりやり犬釘を…

なお、このときの取材記事は東京新聞2月3日(月曜日)朝刊に無事掲載されております。

線路改良作業はまだ続きます。

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