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冬の間の活動から その9 [活動報告]

前回比に引き続き、“雪中走行”をお伝えします。

明けた9日、羅須地人たちの願いをよそに、雪をもたらした低気圧も北東方面に移動してしまい、まきば線の雪はすっかり止んでしまっていました。
“雪遊び”を期待していた羅須地人たちは、それでも雪景色の中の情景を見ようと準備作業に取りかかります。この日は参加メンバーが増えたこともあり6号機に加え、3号機にも久しぶりに火が入ります。
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この日は3号機からもけむりが…!

そして、その3号機・6号機の前には、なんと「ラキ」を引っぱり出します。
実はラッセルをするまでも無い積雪でしたが、線路上にわずかに積もっていた雪を排除するべく、8年ぶりの“排雪列車”の登場と相成りました。
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そして久々に登場の“ラキ”

残念ながら、ラッセルのブレードにかかるほどの雪はありませんでしたが、それでもラキには雪原が良く似合います。
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重連の蒸機に推されて雪原を往くラキ

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やはりラキには雪が似合います

こうして線路上に残ったわずかな雪も除雪されましたが、せっかく3号機6号機にも火が入っているので蒸機2輌での雪中走行が始まります。昨日のナベトロ編成だけでは荷が軽すぎるということで、立山トロッコ3両も引っぱり出されて、フォトラン用の編成が仕立て上げられました。
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3号機が先頭に立つ雪中フォトラン編成。6号機は後補機に

3号機を先頭に、立山トロ3両+なべとろ4両、そして6号機が後補機という編成が完成、雪景色のまきば線に出発です。
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羅須地人たちがひとしきり“雪遊び”を楽しんだころにはもう徐々に雪も溶け始め、まきば線の雪景色も終わりに近づいてきました。最後に久しぶりに本線走行したラキとともに記念撮影をして、羅須地人たちは後片付けを始めたのでした。
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久しぶりに“主役”となったラキとそれを囲む2輌の蒸機

なお、この次の週にも関東地方に記録的な大雪が降り、山梨県や埼玉県を中心に甚大な被害を及ぼす積雪がありました。しかしまきば線のある千葉県北東部では気温が高かったらしく、雨が中心でそれほどの積雪とはなりませんでした。羅須地人たちも前の週にさんざん“雪遊び”を楽しんだこともあって、このときはラキが動くことも蒸機に火が入ることもありませんでした。
そして、ラキは再び長い眠りに付いたのでした。

ということで、事務局長が更新をさぼっていた間の活動について9回+1に分けてお送りいたしました。
まきば線ではそれぞれのメンバーがそれぞれのできることを同時並行的に進めていますので、常にどこかが変化しています。ここでは取り上げなかったところでも、いろいろなところで、試行錯誤をしながら、時には失敗しながら、それでも仲間に支えられながら、小さな成功を積み重ねつつ、少しづつ前に進んでいます。
もうまきば線にも春が来ています。
ぜひ春のまきば線に遊びにいらっしゃいませんか?!
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