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冬の間の活動から その8 [活動報告]

この冬、関東地方では二週間に2回もまれに見る大雪が襲いました。
甚大な被害を及ぼした地域もあったようで、被害にあわれた方の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

・まきば線の雪あそび
さて、今回はその大雪の中、まきば線ではどうなっていたかをお伝えしたいと思います。
時は2月7日(金)に戻ります。天気予報では盛んに関東地方に大雪が降ると伝えていました。羅須地人たちもなんだか気がそぞろになってきます。

そして明けた8日、一部のメンバーはすでに前夜からまきば線入りしていました。外気温は0度。小雪が舞う中、朝も早くから6号機の火入れ作業が始まります。
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早朝から石炭の煙がたなびいた機関庫

まきば線のある千葉県北東部は関東地方の北部や西部に比べると積雪の量は少ないようですが、それでも朝9時過ぎには地面にうっすらと積もるくらいの積雪となっていました。
めったに雪の積もらないまきば線での貴重な機会でもあるこの積雪、“雪景色の蒸機”を見るために着々と準備が進みます。
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雪中運行を前に準備も万全

そして午前9時半には6号機の圧力も上がり準備は万端です。まだたいして積もっていませんが、まるで小学生男子と同じ心境の羅須地人たち、降り積もる雪を前にじっとしてなんかいられません。
とりあえずナベトロ4両を牽いての雪中走行が始まります。
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雪の積もったレールの上を本線へ

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ティンバー上、真っ白な蒸気を纏う6号機

このまま降り続けば、千葉県で唯一稼働状況にあるラッセル車の登場も間近か?と羅須地人たちの期待も盛り上がってまいります…。

ところがその期待をよそに、少しづつ気温も上がり始め、雪はだんだんと雨混じりになってきてしまいました…。北東部とはいえやはり千葉県、北からの寒気も下がりきってはいなかったようです。菜の花畑の雪も心なしか溶けはじめてきたようです。
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皆の期待とうらはらに雪は雨へと…

いくら羅須地人たちでも、雨ではどうしようもありません。肩を落としつつ6号機とともに機関庫に引き上げて、空を見上げるばかりです。

ところが、お昼も食べ終わった午後2時過ぎくらいでしょうか、再び気温は下がり始め、雨は俄かに大粒の雪へと変わってきたではありませんか! そして30分もたつと、あたりは再び銀世界になっていました。
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午後2時過ぎから雨は再び雪に…

元気を取り戻した羅須地人たちはある者は6号機とともに、ある者はカメラを片手に、まきば線へと飛び出していったのでした。
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そこにはいつものまきば線とはまた違った、“白銀の野を往く軽便蒸機”の姿があったのでした。

しかしこの日、雪はそれなりに降ったのですが、線路を覆い隠すほどの積雪は無く、残念ながらラッセル車の出動もありませんでした。それでも羅須地人たちは夜間の積雪に期待しつつ就寝したのでした。

続きます。
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