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本線改修作業完成! その4 [活動報告]

前回からの続きです。

5月の蒸機列車運行日でもあった5月4日、高規格化が完了したヤード入り口部分、本来の目的どおりに木造客車が通過可能かの入線試験が行われました。

早朝6時前から起きだしてきた羅須地人たちによって、ホハ5に1501を繋げた試験編成が用意され、103号機を先頭にヤードから出てきます。
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無事ヤードから本線に出てきた試験編成(2015.5.4)

試験編成は「事務局長ポイント」を廃して緩やかになったヤード入り口からスムーズに本線に出てきました。そのまま乗り場へのカーブに入って行きます。
過去、ホハ5改軌直後にまきば線本線へ乗り入れた際、ヤードの入り口はやや無理やり通過したものの、この区間はどうしても通過することができず本線を1周することは叶いませんでしたませんでした。今回の線形変更でようやく本線周回できることになります。
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乗り場へ向かうカーブへと入線(2015.5.4)

羅須地人たちがデッキで見守るなか、ホハ5は当線最急カーブをゆっくりと通過していきます。そして早朝6時半頃、試験編成は無事この区間を通過し、羅須地人たちの拍手と歓声がまきば線に響いたのでした。
あとの区間は過去に通ったことがありますので、ここを通過してしまえばまきば線1周も目前です。103号機は軽やかに乗り場を通過しオメガカーブにかかります。羅須地人たちにも楽観ムードが漂います。

…ところがなぜか試験列車はこのオメガカーブ半ばでストップしてしまいます。
羅須地人たちから笑顔が消え、原因を探しに下回りを覗き込みます。
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オメガカーブでなぜか停止(2015.5.4)

どうやら、以前通過したときよりオメガカーブの曲率がきつくなっていたらしく、ホハ5の台車首振り限界を超えていたため、停止してしまったようでした。
保線大臣によると、このオメガカーブはまきば線本線でももっとも低い位置にあり、少しづつ重みで本線エンドレスの歪みが集まってきてしまったのではないか、とのことでした。

この日は蒸機列車の営業運行日でもあり、その準備のため時間切れとなってしまい、試験列車はヤードへと戻っていきました。しかし、この日の日中、保線大臣の音頭のもと羅須地人戦隊バールマンたちの活躍によってオメガカーブの歪みも修正され、ホハ5は無事オメガカーブも通過したのでした。

まだ続きます。
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