木造客車がやって来た! その5 [トピックス]
1輌目が線路の上に降りて無事に車両庫に納まると、続いて2輌目です。もう手順はわかりましたので、ドンドン行きます。
1輌目と同じ場所・同じ年・同じ設計図で造られたはずなのですが、こちらはなぜか台車と車体の間隔が広くなっています。おかげで車体をジャッキアップすることなく、車体と台車の間にH鋼が入ります。車両庫の中から1輌目が見守る中、同様に吊りあげられ、無事に仮台車の上に載せられます。
車両庫に入ることは確認済みですので、今度の車両は5号機で車両庫に押し込まれます。2’6”の軽便鉄道車両と2’のトロッコ用機関車、片方は仮台車の上に載っているとはいえ、大きさの対比がスゴいです。
このあとトラックの上に残された2輌目のアーチバー台車も降ろされて、2輌の木造客車の搬入作業は予定通り無事完了しました。朝8時過ぎから始まった吊り上げ作業は、午前10時前にはすべて終わり、まきば線には元の静けさが戻ってきました。
すべてが終わった車両庫では、頸城鉄道からやってきたラッセル車ラキ1が、隣の線路から“新入り”を出迎えていました。
まだつづきます。
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