ヤード改修、最後の分岐器開通 その1 [活動報告]
4年ほど前に機関庫改修から始まったヤード改修工事は、時間をかけながらも順調に進捗しています。おととしには車両庫が建ち上がり、昨年から今年初めにかけて、5本の車両留置線の敷設が完了しています。砂利取り線をめぐる攻防(笑)などもありましたが、ほぼ全貌が見えつつあります。そして、いよいよ今月、ヤード部分の最期の分岐器工事が着手されました。
この分岐器は、機関庫脇の本線から機関庫線に向けて分岐する分岐器で、すでに敷設済みの機関庫線側の分岐器とともに、本線と機関庫線の間の“渡り線”のような役割を果たします。現在は機関庫線から本線への出入り口は1か所しかありませんが、この渡り線の完成により、本線へのアクセスも2か所に増え、車両の運用にバリエーションが出るほか、本線と機関庫線で、“機回し線”や“交換用待避線”のような運用も可能になります。
しかし、これまでのヤード整備作業はあくまでもヤード内の工事であり、本線を運行する営業列車には影響ありませんでしたが、今回の作業は本線への分岐器増設ということで、本線の運行を停める必要があります。そこで営業列車運行への影響を最小限にすべく万全の準備のもとで作業が行われます。
4月17日、“保線大臣”の監督のもと、まずは分岐器の組み立て作業が着手されました。
最初に分岐器用レール一式や分岐器用枕木が敷設場所に運びます。今回の分岐器は15kg/mレール、しかも付属部品もついていますのでなかなか重い! また分岐器用枕木も長さ2.5mということで、これまた重い! ってことで、急遽5号機+立山トロ長物車バージョンの運搬列車を仕立てて運ぶことになりました。
今回の敷設予定の場所は本線とウエストラインが並行しているところでしたので、まずはウエストラインの線路上で分岐器を組み立てて、完成した分岐器ごと本線にスライドさせ、一気に交換してしまう工法をとります。
まず、枕木を並べて、その上に分岐器用レールを置いて枕木位置などを調整します。
位置が決まったら“犬釘打ち放題”大会の開催です。保線大臣や事務局長などが次々に犬釘を枕木に叩き込んでいきます。最後に、枕木の不要部分をカットして“分岐器”の完成です。
残念ながらここで日没のため活動終了。でもここまで出来れば、いよいよ本線への組み込み工事です。
次回活動へ続きます。
この分岐器は、機関庫脇の本線から機関庫線に向けて分岐する分岐器で、すでに敷設済みの機関庫線側の分岐器とともに、本線と機関庫線の間の“渡り線”のような役割を果たします。現在は機関庫線から本線への出入り口は1か所しかありませんが、この渡り線の完成により、本線へのアクセスも2か所に増え、車両の運用にバリエーションが出るほか、本線と機関庫線で、“機回し線”や“交換用待避線”のような運用も可能になります。
しかし、これまでのヤード整備作業はあくまでもヤード内の工事であり、本線を運行する営業列車には影響ありませんでしたが、今回の作業は本線への分岐器増設ということで、本線の運行を停める必要があります。そこで営業列車運行への影響を最小限にすべく万全の準備のもとで作業が行われます。
4月17日、“保線大臣”の監督のもと、まずは分岐器の組み立て作業が着手されました。
最初に分岐器用レール一式や分岐器用枕木が敷設場所に運びます。今回の分岐器は15kg/mレール、しかも付属部品もついていますのでなかなか重い! また分岐器用枕木も長さ2.5mということで、これまた重い! ってことで、急遽5号機+立山トロ長物車バージョンの運搬列車を仕立てて運ぶことになりました。
今回の敷設予定の場所は本線とウエストラインが並行しているところでしたので、まずはウエストラインの線路上で分岐器を組み立てて、完成した分岐器ごと本線にスライドさせ、一気に交換してしまう工法をとります。
まず、枕木を並べて、その上に分岐器用レールを置いて枕木位置などを調整します。
位置が決まったら“犬釘打ち放題”大会の開催です。保線大臣や事務局長などが次々に犬釘を枕木に叩き込んでいきます。最後に、枕木の不要部分をカットして“分岐器”の完成です。
残念ながらここで日没のため活動終了。でもここまで出来れば、いよいよ本線への組み込み工事です。
次回活動へ続きます。
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