まきば線では大きな被害はありませんでした

このたびの震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

一連の地震ではまきば線のある千葉県北東部も大きな揺れが観測されたようですが、おかげさまでまきば線では大きな被害はありませんでした。ご心配いただいた皆様には御礼申し上げます。
まきば線の現在の状況についてご報告いたします。

・まきば線の被害状況について
地震発生時、整備作業のため、やぐらの上に乗っていた6号機もやぐらの上でふんばりぬき、また、その他の車両も転覆や脱線することなく、線路上に留まっており、被害は発生しておりません。
また、地震発生後に目視点検を行い、軌道につきましては、橋梁や築堤などの構築物も含め、問題は発生しておらず、その他、施設等についても大きな被害はありませんでした。

・まきば線の運行について
成田ゆめ牧場さんも営業を継続しており、上記点検終了後、まきば線の運行も始まっています。
しかし、ゆめ牧場近くを震源とする余震も発生しており、軌道や施設の状況によっては臨時に運休する可能性もありますのでご承知おきください。

・羅須地人鉄道協会の活動について
今回の震災は羅須地人鉄道協会メンバーの仕事や生活にも大きな影響がでております。当会の活動はあくまでもメンバーの"趣味"の範囲で行っているものであり、現在は可能な範囲内での活動を継続しています。

・今後の予定について
次回の蒸気機関車運行につきましては5月ゴールデンウイークに予定しておりましたが、現在のところ未定となっております。
方針が決まり次第、お知らせする予定です。


今回の震災では、東北各地で大きな被害が発生しており、大変なご苦労をされている方が多数いらっしゃいます。このような中で、"汽車遊び"にかまけていていいのか、という自問自答もあります。しかし、わたしたちの活動が子供たちに笑顔を取り戻し、鉄道愛好家の皆さんに楽しい時間を提供できることができるのであれば、それも一つの復興であると考えています。
1日も早く日常を取り戻し、楽しい時間を過ごすことができるよう、羅須地人鉄道協会は引き続き活動を継続してまいります。
皆様のご理解ご協力に感謝いたします。

やぐらの上で踏ん張りぬいた6号機
このほかにも大きな被害はありませんでした