本線の枕木交換作業進む

みんなで寄って集って枕木交換

まきば線が敷設されて早いものでもう十数年が経過しました。活動しているわたしたちはつい最近のことと思っていましたが、まきば線の軌道も敷設当時の部分などは年相応に疲労は進行しています。“保線大臣”が、本職並みの厳しい目で点検し、メンバーみんなで保線にあたっておりますので車両の運行には問題はありませんが、それでも枕木などは交換が必要なものが増えてきています。
５月２９日・３０日の活動日も蒸機列車運行前後の時間を利用して枕木交換作業が行われました。

この日の作業区間はΩカーブの入り口付近、すでに“保線大臣”によって交換する枕木には印がつけられており、手の空いたメンバー＋見学に来ていたお客さんまで巻き込んで作業が始まります。

交換すべき枕木の周囲の砂利を取り除き古い枕木を線路脇に引き抜きます。続いて新しい枕木を差し込み犬釘を打って砂利で周囲を固め、最後にタイタンパーで衝き固めて交換は終了。最後に砂利の形を整えて完成です。文字で書くとたいしたことないように思えますが、２フィートゲージとはいえ枕木は案外重いし、砂利をかき出すのも結構重労働、タイタンパーも重いわ振動するわで、ずいぶん体力を消耗します。

仕上げはタイタンパー

この時は約１時間ほどの間に６本の枕木を交換、メンバーはへとへとになりましたが、それでも完成した軌道とこの後飲んだビールのおかげで満足感たっぷりの作業となりました。

“保線大臣”から交換指示が出されている枕木はあと約６０本ほど。これからも活動のたびに少しづつ交換されていく予定ですが、８月には保線合宿（と暑気払いの宴会）も予定されており、近いうちに全量交換されることになるでしょう。

枕木交換なったΩカーブ入り口付近

タグ：保線作業