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冬の間の活動記録 その3 [活動報告]

さらに活動は続きます。前回に引き続き今回も井笠客車のお話です。

・ホハ5オープンエンド化計画発動中
2月中旬、機関庫工房内で何やら鉄帯板曲げに勤しむ代表幹事T田さんら羅須地人数名。

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なんか曲げてます

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曲げ具合を確認してます

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どうも満足の仕上がりらしく喜んでます

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さらにいろいろなパーツを溶接して…

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なにやら出来上がった様子

で、代表幹事T田さんが満足げに持っているこの“鉄工細工”、そのまま、車両庫でレストア作業が続けられているホハ5のもとへ運ばれました。

ということで、なんと、この“鉄工細工”は…
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ホハ5のデッキの手すりだったのでした!

このホハ5ですが、まきば線搬入当時の画像をご覧いただいてもわかる通り、オープンデッキでしたが妻板がありました。しかしレストアを進めていったところ、妻板部分は予想以上に腐敗が進んでおり、担当者のS木さんも頭を抱えてしまっていたのでした。
そこへT田さんが一言「とりあえずオープンエンドにして仮復旧しちゃえば?」

もちろんこのホハ5は歴史的な車両ですから、オリジナルの姿を残すということも重要なことです。しかしまきば線には“動態”で走行させるためにやってきました。ここでレストアが停滞するよりは、とのT田さんの提案だったのでした。
「手すりはボクが作るからざぁ!」とのT田さんの追い討ちに、「あくまでも仮復旧ですからね」ということで、ホハ5オープンエンド化計画が発動されたのでした。

さて、もともとこのホハ5が在籍していた井笠鉄道でも、このホハ1~6以降に増備されたホハ7~9やホハ11・ホハ12はオープンエンドでした。特にホハ12は評判の高い井笠鉄道木造ボギー客車群の中でも最も美しいデザインの手すりを持っていると言われていました。

Google画像検索:井笠鉄道 "ホハ12"

今も福山市のゴルフ場に保存されている、その井笠鉄道ホハ12の手すりを参考に、T田さんのデザイン・制作して出来上がったのがこの手すりだったのです。

あくまでも“仮復旧”とはいえ、なかなかの出来栄えに首謀者T田さんのみならず、その場の羅須地人たちもニンマリ。
あまりの評判の良さに、当分このままでいきそうな予感です。
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ホハ12風に仮復旧が進むホハ5

続きます
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