SSブログ

秋の蒸機運行日の話題から その3 [活動報告]

前回・前々回に続き、10月22日・23日の活動での話題をお届けします。

まきば線ヤードにもたくさんの見学者が
明けた23日は、明け方まで雨が残ったものの、その後天候は回復し、まきば線にもたくさんのお客さんがいらっしゃいました。
まきば線のヤードでは、可能な範囲で見学を受け付けておりますが、この日は多数の方々にまきば線ヤードや機関庫、そして車両たちの見学をしていただきました。
混雑状況やその場にいる羅須地人たちの状況にもよりますが、使っていない機関車の運転席に座ってみたり、転轍器を動かしてみたり、ターンテーブルで回ってみたりと、他ではなかなかできない体験をしていただいています。運が良ければ機関車の添乗なんてこともあったりします。

もちろん運営する側としては、見学者を受け付けずに立ち入りを禁じたほうが安全な運営ができます。もし事故があっては大問題です。
しかし、かつてわたしたちがまだ幼かった頃、駅のホームで、機関車の運転台で、機関区や車両区で、わたしたちを招き入れていただいた鉄道員の方々がいらっしゃったからこそ、今のわたしたちがあります。ですから、目を輝かせて機関庫に熱い視線を送る子供たちの気持ちはとてもよく理解できます。
そんなわたしたちですから、まきば線に向けて熱い視線を送ってくる子供たち(実年齢は関係ありません(笑))を無碍にしたくはありません。機関車の運転席に座り、転轍器に触り、ご家族との記念写真を撮っている満面の笑顔を見るたびに、あの時の鉄道員の方々の気持ちがわずかでもわかったような気がします。

今後も可能な範囲で見学を受け付けたいと考えております。ただし、安全上、係員の指示には従っていただきますし、運営の都合上、線路内への入場や見学をお断りすることもあります。ご理解の上、ご協力のほどお願いいたします。
0006406_3.jpg
今日もまきば線には子供たちの熱い視線が…

プレハブ倉庫お引越し
23日の蒸機列車運行終了後、罐猫軒(厨房)西側にあるプレハブ倉庫の引っ越しが行われました。
これは、機関庫周辺の環境整備の一環として行われたもので、機関庫付近の整理に目処がついたことから、機関庫横へ移動させることになりました。
羅須地人たちが寄って集ってプレハブ倉庫を持ち上げて、軽トラックの荷台に載せます。そのまま機関庫横まで入り込み、またまた寄って高って所定の場所に降ろします。
IMG_4905.jpg
みんなで持ち上げ軽トラに

IMG_4913.jpg
みんなで持ち上げ所定の場所に

一見、保存鉄道とは無関係そうな作業ですが、作業環境の改善ということで、今後の活動に大きく寄与するものと思われます。
IMG_4920.jpg
成し遂げた達成感に沸く羅須地人たち!

きれいな夕焼け
IMG_4928.jpg
フラットカーのミルク缶に映る夕焼け

蒸機列車運行も無事終わった23日夕方、まきば線の西の空には美しい夕焼けが広がっていました。
後片付けを終えた羅須地人たちは満足げに家路についたのでした。
まきば線においでいただいた皆さん、そして参加の羅須地人の皆さん、お疲れ様でした。


さて、3回にわたって10月22日・23日の話題をお届けしてきました。
蒸機運行日はどうしても蒸気機関車に注目が集まりますが、その背後でわたしたち羅須地人は地道な作業にも取り組んでいます。蒸機運行の活動日の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。
次回の蒸機列車運行は11月12日・13日です。また、たくさんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。