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踏み切り仮面登場 [活動報告]

まきば線には3つの踏み切りがあります。
3箇所とも普段は遮断棒どころか警報機もない、いわゆる第4種の踏み切り(そのうち2箇所は標識すらないので第4種でもないかも…)です。しかし、交通量の多い乗り場の先の踏み切りには、お客さんで混雑する時期に限って踏み切り番を配置し、遮断棒を手動で降ろし、木槌で鐘をたたいて踏み切りを遮断していました。
昨年からはその警鐘が自動化され、“踏み切り近代化”が図られていましたが、今年、その踏み切りがさらにグレードアップしました。
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使い古しのスコップになにやら穴あけ加工が…

蒸機列車運行を翌日に控えた5月3日、機関庫付近で使い古しのスコップを廃品利用した怪しい加工が始まりました。そして空けられた穴に赤色灯が取り付けられていきます。
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廃品のスコップにこれまた廃品の自動車用パーツの赤色灯が取り付けられる

そう、廃品のスコップを利用して、赤色灯が点滅する踏み切り警報灯を作っていたのでした。
もともとのスコップの形に合わせ、角型と剣先型の2種類の警報灯が作られ、早速、乗り場の先の踏み切りに設置されました。もちろんまきば線のことですから、“列車を自動検知”なんてことはなく、あいかわらず踏み切り番が列車接近時にスイッチを操作する必要がありますが、それでもこれで遮断棒・警鐘機・警報灯を備えた“第1種”の踏み切りとなったのでした。
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“角型”警報灯が点滅する中、列車が通過する

まきば線にやってきた子供たちも“怪しい”警報灯に興味を惹かれるようで、多くの子供たちがわざわざ踏み切り脇で列車の通過を待っていたりもしました。
T代表幹事いわく「宮崎アニメに出てきそうなデザインでいいねぇ。手足もつけちゃおうか!」などと言い出しましたが、そのまま突っ走ると“踏み切り以外のモノ”になりかねないので、今回はこの辺で留めておくこととなりました。
この踏み切り設備は多客時のみの運用ですので、蒸機列車運行終了と共に撤収しましたので、普段はなかなかお目にかかれる機会も少ないかもしれませんが、今後も蒸機列車運行日を中心に設置される予定ですので、ぜひこの“怪しい”点滅を見においでください!
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期間限定、まきば線の“第1種踏み切り”

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