日本鉄道保存協会総会に参加してきました [トピックス]
このたび、日本鉄道保存協会よりお誘いをいただき、10月2日・3日に開催された総会にオブザーバー出席してまいりました。
群馬県の礒部温泉にて開催された今回の総会は、事業報告や収支報告などの議事ののちに来賓講演として国土交通省鉄道局地域鉄道対策室長上住氏の講演、英国保存鉄道協会会長のモーガン氏の講演、事例報告などが行われました。
この日本鉄道保存協会の総会はわたしたちにとって初めての出席で、少々緊張をしていましたが、約60名ほどの参加者の中には、かつて大井川鉄道時代に3号機・6号機の整備で大変お世話になった現貨物鉄道博物館館長清水氏や、昨年の鉄道博覧会でお世話になった米山氏、そしてまきば線でお見かけしたお顔もちらほらと見え、緊張感をほぐしていただきました。
議事終了後、夕食時には懇親会が開催され、アルコールの勢いもあり、各参加団体の方々や来賓のモーガン氏などと歓談させていただきました。モーガン氏にはわたしたちが持参したまきば線の写真をご覧いただいたところ、竪型ボイラーのマフポッターに大変ご興味をお持ちになった様子で、盛んにご質問をいただきました。また顧問の東京学芸大学名誉教授の青木先生には、糸魚川の東洋活性白土専用線のお話で盛り上がり(なんでも鉄道趣味界に最初に東洋活性白土専用線2号機を紹介されたのが、若き日の青木先生だったそうです)、1号機の補修状況のご説明をさせていただきました。
また、そのほか日本工業大学、ふるさと鉄道保存協会、大畑線キハ85動態保存会、南部縦貫レールバス愛好会、よみがえれボールドウィン実行委員会、日本ナショナルトラスト、片上鉄道保存会などさまざまな鉄道保存に取り組んでいる団体の方々と懇親を深めることができました。
翌3日は礒部温泉から碓氷峠鉄道文化むらに会場を移し、信越本線の廃線跡の視察や鉄道文化むらの見学を行いました。
初めての参加ではありましたが、有意義な2日間を過ごすことができました。お誘いいただいた日本鉄道保存協会の皆様、ありがとうございました。
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