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5月5日 蒸機列車運行その2 [活動報告]

恒例のこいのぼりはためく
蒸機運転3日目のこの日は5月5日、そう「こどもの日」です。
この日も恒例となったこいのぼりが、まきば線の空にはためきました。羅須地人鉄道協会では30年以上前の糸魚川での活動時代から、この5月には蒸機運転を行ってきました。そして5月5日のこどもの日には、列車などにこいのぼりが飾られていたのでした。
今回もNさん持参のこいのぼりが機関庫に結ばれ、少々ケムたいまきば線の空をはためいていたのでした。


はためくこいのぼりの向こうを重連列車が走る



機関庫公開も大盛況
今回初の試みとなった機関庫公開は、3日目のこの日も大盛況です。少々足元は悪いものの、普段見られない場所だけに、「鉄」っぽくない普通の方々も大勢見学にいらっしゃいました。
そして、運転指令がまわすターンテーブル回転体験もお子さんなどに大人気でしたが、この日はお姉さんまで回っていました。


お子さんばかりではなくお姉さんも回ります



そして汽笛吹鳴体験も
また、乗降場に停車中の蒸機列車では、この日も待ち時間の間、汽笛の吹鳴体験も行われていました。機関士は停車中のわずかな時間に整備を行っています。それでも運転台を覗き込む小さなお客さんたちの視線を感じると、余裕のあるときに限られますが、運転台に招きいれ、汽笛の紐を引いてもらいます。
ほんの数十センチ先には火の入ったボイラーがありますので、安全にはとても気を使います。それでも子供さんたちにとっては普段入ることができない蒸気機関車の運転台に立ち、汽笛を鳴らすというのは忘れられない体験になるはずです。大きな音にびっくりしてしまうこともありますが、ほとんどのお子さんたちはいっぱいの笑顔で座席に戻っていきます。今回もたくさんの笑顔に会うことができました。


停車中には汽笛吹鳴体験



石炭補充!
まきば線では石炭を立山トロに積み込み、給水塔の横に停めておき、機関車に給水するときに同時に給炭を行っています。今シーズンが始まるときに石炭を補充していますが、試運転なども含めると、補充してから蒸機運転も5日目、しかもこの3日間は常時2両の蒸機に火が入っており、そろそろ石炭の量も少なくなってきたようです。
運転指令は5日の朝の時点で今日1日は持つだろうと見ていたそうですが、その読みは見事にはずれ、お昼を過ぎる頃には、石炭の入った袋の底が見え始めてきました。そこで急遽、倉庫に保管してある予備の石炭を運び込むことになりました。


倉庫から出した石炭を八輪ダンプに積み込み

運ぶといっても一袋500kg、人力では無理です。まきば線から石炭の置いてある倉庫までは200m程度ですので、閉園中でしたらそのままホイルローダーなどで直接持っていけます。しかし、今回は営業時間中ですので、一旦、八輪ダンプに積み込み、まきば線に向かいます。


石炭を積んだ八輪ダンプが機関庫前に


石炭を積んだ八輪ダンプは、途中の踏切からはそのまま本線上を走って、給水塔横に停車、臨時の石炭置き場となったのでした。
なお、この石炭袋は、この日の運転終了後、人力で石炭置き場となっている立山トロに移しかえられたのでした。


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