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間に合うか、給水スポート! [活動報告]

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“在りし日”の給水塔

蒸気機関車の運行になくてはならないものといえば、水と石炭(燃料)です。そしてその水を機関車に補給するため、まきば線にも給水塔が設置されていました。
この給水塔、まきば線創世記の平成7年に設置されたもので、元をたどればポートピア81博覧会で使用されたというタンクを再利用しての設備でした。昨年1月に、ヤード整備の関係から一時的に撤去されたものの、4月には少々位置を移動して再設置されています。

しかしながら、4月上旬、再び給水塔が撤去されました。
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タンクが取り除かれ足場の枕木も撤去

この給水塔がある場所に給水スポートを建設するため、場所を空けるための撤去でした。
給水塔では脇を列車が通過する際、足場にお客さんの手が届いてしまう可能性がありました。しかし本線と側線の間に設置する以上、線路からの距離はこれ以上離せません。そこで安全も考慮して、より狭い敷地で設置できる給水スポートへ変更することになったものです。
5月の蒸機列車運行を1ヵ月後に控えたこの時期のなぜ? という声もあったものの、シーズン前にスポートを完成させたいということから、この時期に撤去となりました。

給水塔があった場所には、土台の型枠が設置、またスポートの部品なども用意され、2週間後の4月21日には土台コンクリートの打込が行われました。すでに蒸機運行日まで2週間を切っており、この後の作業も考えるとぎりぎりの日程です。
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型枠に生コンを打ち込み

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とりあえず仮組みされたスポートとそれを眺める羅須地人たち

土台部分のほか、スポート上部で回転するパイプ部分などの準備も進んでいますが、残された時間はあとわずかです!
果たして5月3日の蒸機列車運行に給水スポートは間に合うのかっ! それともまた撤去されたはずの給水塔が三たび蘇るのかっ!
蒸機運行を前に、予断が許せない状況が続くまきば線でした。
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機関庫内の作業場ではスポート上部のパイプ部品が組み上げられるが…


…そういえば、去年のGW前もドタバタでしたね(笑)。でも毎回なんとかなってるあたりは羅須地人らしいとも言えるかな?
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