５月３日 その３

５月３日　その２のつづきです。

運行が始まりましたが、雨は降り続けています。こんな雨ではお客さんもいないのではと、思ったら……

雨が降ってもレインコート着て乗車

さすがゴールデンウイーク、お客さんはいらしてました。もちろん、ほとんどのお客さんは屋根つきの立山人車のほうにご乗車されますが、中には傘やレインコートを着てまでご乗車されるお客さんまでいらっしゃったのでした。
せっかく遊びにいらしたのに、雨ではちょっとがっかりされたことでしょうけど、雨のおかげで、蒸気がいつまでも白く残り、列車をふんわりと包む幻想的な乗車体験にもなりました。ご乗車されたお客さんは皆さん笑顔で下車されていったのでした。

乗車の後はレインコートで汽笛吹鳴体験

この日は、この天気のおかげでお客さんの数は予想よりもずいぶん少なめでした。そのため、当初は６号機とポッターの同時運行も計画していたのですが、結局午前中が６号機、午後２時過ぎくらいからポッターにバトンタッチの運行になりました。しかしお客さんが少ない割には１周回ってくると、なぜか次のお客さんがお待ちになっていて、結局、それほど時間を空けずに次の列車が発車するという状況が続き、乗車されたお客さんの割には運転本数は多かったのでした。

この運転本数に喜ばれたのが写真を撮影されていた鉄道ファンの方々。雨で足元が悪いところを泥だらけになりながら盛んにシャッターを切っていました。

足元を泥だらけにしながら列車追っかけをする鉄道ファンの方々
ちなみに右側は鉄道写真家の広田泉氏

またこの日はベルギーからトラム（市電）保存団体の方々もいらしていました。簡単に機関庫内をご案内した後、まきば線にご乗車いただいたのでした。

ポッターのすぐ後ろに陣取るベルギーからのお客さん

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