５月３日 その２

５月３日　その１のつづきです。

６号に続き、この日、６号機とともに運用に就く１１号ポッターにも火が入れられます。

６号機に続き、ポッターの煙突からも煙が…

時折小降りになったりしますがあいかわらず天気は雨模様です。しかしボイラーの圧力を上げておかないと、急に天気が回復してもすぐには蒸気機関車は走れません。天気の回復を祈りつつ、準備作業は続きます。

雨が小降りになった午前９時３０分、まきば線の機関庫前で朝のミーティングが始まります。

事務局長を中心にミーティング開始

このミーティングでは事務局長から車両の運用計画と機関士・機関助士、駅務、踏切番などのシフトが発表されます。そしてその他にも、この日行われる運行以外の作業、そして安全確認などの注意事項についても通知され、メンバー全員が情報を共有化します。もともとの予定では、好天を想定して運行開始から蒸機２両を使った運用が組まれていました。しかし、この日は残念ながら雨が降っており、まずは６号機のみでスタートすることになりました。
そのほか、細かな点などの確認も行われ、安全第一を確認してミーティングが終了、いよいよ運行開始に向けての最後の準備が始まります。

まずは留置線に展示用車両を配置します。この日は運用に入らない３号機や５号機、１０２号機などが展示されることになっています。ちょうど試運転もかねて、圧の上がった６号機が３号機を展示線に運んでいきました。雨のため、白い蒸気が６号のみならず火の入っていない３号機も包み込みます。
もうすぐ１０時。蒸機列車運行開始の時間が近づきます。

無火の３号機を６号機が牽引、展示用の留置線に向かう

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