真夏の保線作業

翌日にイベントを控えた真夏の土曜日の午後、保線作業が行われました。
この日、前日までの暑さが一段落したとはいえ、日中はまだまだ暑く、保線作業は暑さも一段落してきた午後3時頃から始まりました。
まずは、本線軌道を徒歩で1周、枕木の状態や犬釘、継ぎ目板などの状態を見ながら作業箇所を決めます。

軌道の状態を確認中の作業チーム

あちこち点検しながら本線をぐるっと1周した結果、この日は枕木の交換が行われることになりました。
まきば線ももう工事着手から14年以上が経っています。しかも新規に敷設したときから中古枕木を使っていたため、交換が必要な枕木もちらほら出てきています。

営業運転の終了を待って、交換する枕木を取り出します。日も傾いたとはいえ、まだまだ気温は高く、みんな汗だくです。熱中症を防ぐためにも、要所要所で休憩を取りながらの作業になります。冷えた麦茶もどんどんなくなります。

砂利とともに枕木を除去

この後、新たな枕木を設置します。犬釘で固定し、交換した枕木の周囲に砂利を散布して、通りを見ながらタイタンパーで突き固めれば完了です。
この日は午後の３時間ほどの作業で、３本の枕木交換を行うことができました。

真夏の保線作業はわたしたちにとってもけっして楽な作業ではなく、たっぷりと汗を流すことになりましたが、そのご褒美は冷え冷えのビールと野筵坊＆アタゴウル亭のおいしい夕食だったのでした。

一輪車で冷やされるビール



コレがあるからやめられない！

コメント 1

好きなこととはいえ、暑い中　皆さんご苦労様です。
写真映像は、内容を読み聞かせるより、ダイレクトに内容がわかるんですよね。
ちびは、この記事を見て「おりはコレがやりたかったのっ！｣と大興奮。
釘運び以外は邪魔になるんじゃないの？と呟いたら…べそべそ泣きながら
｢おじたんに会いたかったのにぃ…ママのバカ！｣といわれてしまいました。
by ちびてつまま (2007-09-03 13:27)