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「くびきのお宝のこす会」の皆さんがいらっしゃいました [トピックス]

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ポッターの牽く専用列車にご乗車いただいた
「くびきのお宝のこす会」の皆さん

10月23日の蒸機運行日に合わせて、「NPO法人 くびきのお宝のこす会」の総勢18名の皆さんが、バスに揺られてはるばる新潟県の上越市から成田市のゆめ牧場までおいでいただきました。
すでにご存じの方も多いことと思いますが、「くびきのお宝のこす会」は、上越市くびき地域の貴重な歴史・文化遺産や自然環境資源を活用し、賑わいと潤いのあるまちづくりをめざして設立されたNPO法人で、旧頸城鉄道百間町駅構内に整備された「レールパーク」にて旧頸城鉄道の車両の保存活動なども行っています。今回は、軽便鉄道車両の動態保存への取り組みや、施設維持管理の取り組み、公開運転の手法や状況などについての話を聞かせてほしいとのことで、まきば線へのご来訪となりました。

早朝に百間町を発って、本州横断してお昼前にゆめ牧場に到着された御一行は、まずはゆめ牧場名物のバーベキューで腹ごしらえいただいた後、まきば線の機関庫にお集まりいただき見学が始まりました。
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ヤードにてみなさんにご挨拶するT代表幹事

まずは当会代表幹事の挨拶の後、事務局長による羅須地人鉄道協会の概要やまきば線での活動についての説明をお聞きいただきます。続いて機関庫周辺の施設などを見学いただき、ちょうどレストア作業が行われている1号機などをご覧いただきました。
説明や見学の合間には活発な質疑が交わされましたが、実際に車両保存活動に取り組まれているだけに、実務的な質問を多く、特に蒸気機関車のレストアや運行については高い関心をお持ちのようで、レストア作業中の1号機の前では多数のご質問をいただきました。
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1号機レストアの状況を説明する事務局長

施設の見学がひと段落したのち、せっかくですのでポッターの牽く蒸機列車に体験乗車をしていただきました。石炭の煙のにおいに「昔はみんなこんな煙だったねぇ」など昔話に花が咲く一幕もありました。最後に、皆さんの地元の頸城鉄道からやってきたラッセル車ラキ1の前で記念撮影を行い、視察は終了となりました。

もともとはわたしたちも手探りで始めた鉄道の保存活動で、わたしたちもこれまでいろいろな方々に支えられて活動を行ってきました。ですから、わたしたちの知識や経験がすこしでも皆さんのお役に立てることができれば、こんなにうれしいことはありません。まきば線でもやらなければならないことはたくさんありますので、直接お手伝いすることはなかなか難しい状況ですが、できるかぎり助け合ってこの保存鉄道の活動を盛り上げていけたらと思います。

なお、「くびきのお宝のこす会」では、今週末の10月29日・30日に公開イベント(PDFファイル)も予定されているようです。同じ軽便鉄道情景を愛する同志として、「くびきのお宝のこす会」のますますのご発展をお祈りしたいと思います。
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