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「本物のSLで自由研究」が開催されました [トピックス]

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イベントに向け、準備&リハーサルする羅須地人たち

8月7日(日)、夏らしい青空の下、成田ゆめ牧場のイベント「本物のSLで自由研究」が開催されました。
このイベントは、毎年夏休みのこの時期に、子供たちに実際に蒸気機関車を見て触ってもらい、夏休みの自由研究に役立ててもらおうという企画です。成田ゆめ牧場さんの主催で、羅須地人鉄道協会が全面的にご協力させていただき開催しています。
今年もこのイベントに参加すべく、十数名のお子さんたちとその保護者の方々が真夏の太陽が照りつけるまきば線機関庫に集まりました。

まず最初は、機関庫内の特設教室での座学講習から始まります。特設教室と言ってもフラットカー1502の上に長椅子を並べただけですが(笑) まずは蒸気機関の原理について簡単に説明が始まります。今回よりあらたに「ヘロン蒸気機関」の模型が登場! できあがった“蒸気機関”は製作者のスキルの都合上、ちょっと変わった形になりましたが、子供たちの目の前で蒸気の力を見せつけることに成功しました。
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約2000年前に作られた“ヘロン蒸気機関”

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…を実演するべく製作された“塗料缶蒸気機関”

もちろん、今回もぶにゃん氏が作成した蒸気機関の弁装置模型も大活躍、もしも“弁装置”がなかりせば、ということで、わざわざ交互に風船を膨らませる実演込みで子供たちの興味を引いていました。
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“風船メン”が登場しピストンの仕組みと弁装置を実演!

模型や資料などを使った原理の説明の後は、いよいよ蒸気機関車の登場です。“手旗信号マン”の誘導により、子供たちの目の前に6号機が入線してきます。資料で見たボイラーや煙突、汽笛、安全弁(!)など、実物を間近で見ながら説明が行われます。
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“手旗信号マン”の誘導でお待ちかねの蒸気機関車が登場

蒸気機関車の構造を理解してもらったあとは、いよいよ機関庫を出ての実演となります。子供たちが見守る中、機関庫前のターンテーブルを使って6号機を方向転換させます。小さいとはいえ蒸気機関車が目の前で回る姿に大人も子供も興味津々です。
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目の前でぐるりと方向転換

方向転換した6号機はそのまま転線して、またもや参加者の皆さんの目の前で客車と連結です。ピンリンク連結器で連結の後、エアブレーキ配管の接続までじっくりと見てもらいます。
そして、そのまま機関庫の前にある“ふしぎなプラットホーム”から特別列車に乗車、真夏のまきば線を2周ほど体験乗車してもらってすべての課程は終了となりました。
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ひまわり咲くまきばを往く蒸気機関車の“特別列車”

イベント終了後は、ほとんどの参加者の皆さんは記念撮影タイムに突入、普段は立ち入れないヤード付近で、汽笛の吹鳴体験や6号機運転席(むちゃくちゃ暑いですが)での記念撮影などが行われました。
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イベント終了後は記念撮影タイム!

今回のイベントは主にお子さん向けということで、下は幼稚園児、上は小学生高学年という幅広い年齢層のお子さんたちが参加しただけに実演や説明の内容にも気を使いましたが、どのお子さんたちも楽しんでいただいたようです。また、表情を拝見していると、保護者の方々も目の輝きがお子さんと一緒だったりして、童心に帰って楽しんでいただいたようです。
真夏の暑い盛りのイベントでしたが、その暑さに負けず劣らず今年も盛り上がったイベントとなりました。
年に一度のイベントですので、今年はもう終了しましたが、ゆめ牧場のご担当者によると、来年も実施したいとのことです。“本物のSLで自由研究”をしたいお子さん(&おとうさん・おかあさん)は来年をご期待ください!
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