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井笠客車の調査進む その2 [活動報告]

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下周りを覗き込みつつ考え込む羅須地人たち

足周りと並行して、立山トロの上に載った井笠客車の車体も調査が進んでいます。

まずは外観ですが、何度も申しあげているとおり、20年以上にわたって屋外に設置されていたとは思えないほどの良い状態を保っている、というのが第一印象です。
車端に取り付けられた検査標記板には「12-12 12-12 武蔵丘検」と記載されています。まさか全般検査は実施していないとは思いますが、どうやら平成12年12月には再塗装されているようです。わざわざ武蔵丘車両検修場まで運んだとは考えにくいので、おそらく武蔵丘車両検修場からご担当者がいらして塗装作業されたのかと思われます。もはや“レストラン”となっていても、“鉄道車両”として扱い、“鉄道車両”としての塗装を行ったのでしょう。さすが西武鉄道さんです。
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“12-12”の表記がある検査標記板

しかしながら、木造の車体ですのでやはり一部には経年劣化した部分があるのは否めません。風雨が当たる部分では塗装がはげたり、内部に水が浸み込み、木材がスポンジ状に劣化している部分が見られます。
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塗装がはげ、劣化した窓回り

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はがれた塗装の下からは井笠時代の塗料も

水が入りやすい窓回りなどは木造客車のウイークポイントでもありますが、しっかりした塗装に加え、レストランに改装した時に、窓わく自体を固定して目止めしてあったことから、おおむね良好な状態でした。

また、固定されていた窓も、窓枠を降下する部分の蓋を取り外すと開閉可能な状態になることがわかりました。ただし、その中に隠れているかと期待されていた日よけの鎧戸はすでに失われており、そのかわりにグラスウールの断熱材が入っているような状況でした。
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降下式の窓が納まる空間には断熱材が

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おそらく20年以上ぶりに開かれた窓

つづきます
タグ:井笠客車
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