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“ふしぎな電柱”、役に立つ! [活動こぼれ話]

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“ふしぎな駅”の“ふしぎな電柱”に、こいのぼりが泳ぐ

以前、お伝えした“ふしぎな駅”の“ふしぎな電柱”、電柱でありながら電線がなく、そのためてっぺんについた電燈も灯らないという“ふしぎな”電柱です。今回の蒸機運行でも、このまま“風景用ストラクチャー”として存在するしかないかと思われましたが、意外なところで役に立ちました。

この“電柱”に救世主が現れたのが5月4日朝のことです。保線大臣がこいのぼりセットを抱えてまきば線に現れたのでした。例年、この時期のまきば線では「こどもの日」にちなみ車両や機関庫などにこいのぼりをディスプレーしているのですが、今年はまだ飾られていませんでした。そのまま保線大臣は脚立を用意し、一緒にやってきた息子さんと共に、あの“ふしぎな電柱”の間に紐を張り、手際よくこいのぼりをセッティングし始めました。
そして、ほんの15分ほどで、こいのぼりたちは5月のさわやかな風を受け、まきば線の空を楽しそうに泳ぎ始めたのでした。

このこいのぼりは、まきば線にやってきた子供たちにも大人気で、付近を通りがかる子供たちのみならず、“駅”を通過する列車からも「あっ、こいのぼりだ!」とのうれしそうな声が上がっていました。

こいのぼりは5月5日子供の日の営業運行終了後に降ろされましたが、そのまま来年の登場まで大切に保管されました。発案者の保線大臣も子供たちの反応に気を良くしており、来年のゴールデンウイークにもまたこいのぼりの泳ぐ姿をお見せすることができそうです。
もっとも、その頃にはこの電柱にも電線が張られているハズですから、ちっとも“ふしぎな電柱”じゃなくなっているハズですが。……多分。
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5月の空を泳ぐこいのぼり

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コメント 2

TT

不思議な物は不思議にしておくのも一興かと
 ホームの基本構造土なのですから、電柱への配線土の中に埋め込んで 
 電柱根本から電柱上部への立ち上がり線も可能な限り電柱に埋め込んで   露出面も電柱近似の色に塗装し、電線を出来るだけ判らない様に施工し
 一見配線が無い(見えない)のに電灯が点灯する様施工されてはいかがでしょうか
 不思議な物を不思議なままにしておくのも良いのではとおもいますがいかがでしょうか


by TT (2011-05-24 07:50) 

事務局長

そうですね。電線がないのに街灯が点る、というのもいいですねぇ。
今回の場合、電柱としての必要性より“ココに電柱あった方が良くない?”という形で作られていますからね。
そういう“不思議なモノ”があっても良いですね。

お返事が遅くなりましてすいません。
by 事務局長 (2011-06-18 08:36) 

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