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ヤード改修、最後の分岐器開通 その3 [活動報告]

前回からの続きです。
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一夜明けた作業現場

前夜は遅くまで“反省会”と称する宴会が続いていたようですが、一夜明けた4月24日は、前日とうって変わってさわやかな朝を迎えました。
しかし、分岐器は接続されたものの、まだ軌条の下はスカスカで砕石も入っておらず、このままでは列車は運行できません。営業列車運行開始までに朝からまず一仕事です。

なべとろで砕石を運搬して砕石散布+搗き固め作業を行い、軌道として整備を行います。朝からタイタンパーで揺すられるうちに前夜の酒もすっかり抜けたようです。保線大臣が“高規格線路主義者”の本領を発揮し、てきぱきと指示を出していきます。厳しい目で高低や左右の“通り”の調整をすすめ、“高規格線路”として仕上がっていきます。
営業列車運行開始までには、無事に本線側が開通、その後、ダルマ転轍器の取り付けや分岐側の渡り線敷設・調整作業も終わり、午後にはヤード部分最後の分岐器が開通したのでした。
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最後の仕上げに取り付けられる転轍器

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機関庫線(左)と今回開通した渡り線(右)

この日は、ちょうど10日後に控えた蒸機列車運行のため、6号機の試運転も行っていました。そこで初入線の栄誉は6号機の牽く試運転列車が担うこととなりました。初めての入線ということでゆっくりと本線から分岐方向へ進み、無事、渡り線を通り機関庫線への入線を果たし、新規開通部分の完成が確認されたのでした。
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渡り線に進入する試運転列車

元旋盤工さん提供の動画はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=RISJblT5ssE

ということで、今回の分岐器設置作業をもって、ヤード整備工事の線路敷設作業はひと段落しました。しかし仮設の水タンクやその他の設備の整備などヤードの整備作業はまだまだ残っています。
まきば線での羅須地人たちの“お楽しみ”はまだまだ続きそうです。

余談
この渡り線の完成により、造成中だったプラットホームが島式ホームとなりました。
そのホームを見た親方がぼそり
「ところであのホームにはどうやって入るんですかねぇ?
 ホームまでの通路が存在しませんが…」

デザインした代表幹事T氏曰く
「どこにも出入り口の無いホーム…
 どなたか珍百景に登録していただけませんかねぇ…」

事務局註:あのホームではとりあえず当分の間、乗降の予定はありませんので問題はないハズです。念のため。
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機関庫脇から本線を望む

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