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薪焚きポッターの挑戦 [活動報告]

さて、この日の無事営業運行を終えたポッター号ですが、ギア比変更・砂箱設置などというヤマ男仕様になったポッターを羅須地人たちが放っておくわけがありません。さっそくまきば線最急の勾配があるウエストラインにやってきたのでした。
ギア比変更前のポッターは、このウエストラインの最急勾配を単機で登るのがやっとの状況でした。このギア比変更と砂撒き装置の設置でどこまで力を発揮できるでしょうか?
日中の営業編成そのままのフラットカー+立山人車を引きつれて、まずは推進で勾配をじわじわ下っていきます。


登板に備えスチームアップ

機関士は事務局長氏。日中の薪焚きが好調で、この登坂チャレンジも薪焚きで行われます。事務局長がせっせと薪をくべ、そして圧力が充分上がり、安全弁が開きそうになるそのとき、汽笛一声、ポッターは急勾配に挑み始めたのでした!

ほぼフラットな直線が20mほど続いた後、いよいよ勾配にかかります。正確に計測したわけではありませんが、30mほどの区間で1mほど登りますので、平均33‰程度の勾配です。しかし、ところどころ勾配が急になっているところもあり、最急勾配は50‰くらいあるかもしれません。しかも半径約30mほどの右カーブになっており、それも機関車を苦しめます。

ポッターは新たに装備された砂撒き装置からすこしづつ砂を出しつつ勾配に挑みます。車重が軽いポッターは空転しやすく、一度空転すると勢いが失われ止ってしまうかもしれません。砂を撒き、空転しないぎりぎりのところまでレギュレタを開けます。ほぼ空荷とはいえ、2両の車両を繋ぎ、ポッターにしては重いドラフト音が響きます。


動輪がレールを噛みじわじわと登っていく

そして見守る皆が手に汗握る目の前を、ポッターはじわじわ登り続け、とうとうウエストライン入り口までの勾配を登りきったのでした!


営業編成を牽いてポッターが登りきった!

ということで、今回のギア比変更と砂箱設置は、ポッターにまた新たな可能性を与えることになりました。
レールの上には砂をしっかり噛んで上ったあとが残っていたのでした。


レールに残る砂が語る苦闘の後


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コメント 3

事務局長

本業のほうが多忙を極めていてばたばたしているうちにすっかり間が空いてしまいました。
ご期待いただいていた皆様、すいません。
なんとか更新ペースを元に戻していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。
by 事務局長 (2007-11-23 15:44) 

くま

更新マダー?
by くま (2007-12-02 23:52) 

くま

更新マダー?
by くま (2007-12-12 19:35) 

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