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2号機と過ごした9日間 その8 [活白2号機]

2号機と過ごした9日間 その7のつづきです。

一方、外した部品の補修作業も平行して行われます。
まずは、車体の一部だったスチームドームのカバーの補修が行われます。このスチームドームというのはボイラーの上のこぶの部分ですが、上部に穴が開いており、水分が入りやすく抜けにくい部分でもあり、カバーを外した本体部分もずいぶん錆が進行していました。


錆が進行したスチームドーム

その部分を覆っていたカバーも内側から錆が進行しており、腐食してできた穴がいくつも開いていました。もともと雨水などの水分が排出しにくい構造の上、内部に巻かれていた保温材が湿気も保持してしまう形となり、他の部分に比べて、腐食が進んでしまったようです。


スチームドームカバーの内側を点検

鉄板に穴が開いてしまっていますので、腐食した部分は切除し、鉄板で穴を塞ぐしかありません。腐食部分をディスクグラインダーで切除したあと、適当な鉄板が用意され、溶接され穴は塞がれました。


腐食部分は切除され、鉄板で塞がれた

そのあとは、本体と同じく、その他の部分の錆落しとともに塗装も剥離され、再塗装に備えます。


会長の手作業でこつこつと古い塗装が剥離されていく

穴も塞がり、地肌まで磨き上げられたスチームドームカバーは、後は塗装を待つのみとなったのでした。


塗装を待つカバー


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